ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN νアスラーダAKFー0/G -エアロモード・エアロブースト・スパイラルブーストモード- レビュー!

ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN νアスラーダAKFー0/G -エアロモード・エアロブースト・スパイラルブーストモード- レビュー!

「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN νアスラーダAKFー0/G」レビューの後半戦です(レビュー前半戦サーキットモード・リフティングターンモードはコチラ)。ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN νアスラーダAKFー0/Gは、サーキットモード、リフティングターンモード、エアロモード、エアロブーストモード、スパイラルブーストモードに完全変形するモデルです。今回はエアロモード、エアロブーストモード、スパイラルブーストモードに変形させて見ていきたいと思います!

ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード 正面
まずはエアロモード。完全変形モデルなのにエアロモードが立体物として過去イチかっこいいモデルではないでしょうか?!
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード 右斜め前
設定ではレアメタルでの変形なので、形が大きく変わることもまぁ、そうなんだろうなと思うのですが、それをレアメタル無しで再現されているところがもうスゴイ!
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード 左斜め前
プロポーションも全く破綻なく、サーキットモードからさらに低くワイドに構えたシルエットが研ぎ澄まされた印象を与えてくれます。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード後方
リアビューもステキ。ワイドアンドロー感がスゴイ。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード フロントウイング
エアロモード変形時に大きく形が変わるフロント部。フェンダーになるパーツが左右に開いてタイヤを覆います。フロントウイングからは延長されるカウルが展開して、面積が倍ぐらいに大型化。レアメタルではなく折りたたみと展開で再現していてスゴイですね。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード フロントフェンダーアップ
フェンダーになるパーツは青い部分が引き出され、タイヤを覆うシルエットを形成します。特にフロントウイングとフェンダーの隙間を埋める小さなパーツも収納・展開可能となっていて、小さな面積も抜かりなく再現されています。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード リアウイング変形
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモードタイヤカバー
後輪のカバーも機構がスゴイ。後輪はリアウイングが移動してきて覆い被さるような設定になっているのですが、それを不自然さなく実現しています(!)。カバー前部は凰呀やAKF-11であったような、折りたたんで収納する形ですが、リアウイングは本体側のアームで支えることで、ブーストポッドにレールもなくキレイなデザインを実現していますね。いや、スゴイとしか言いようがない。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード 後部変形2
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード 後部変形1
そしてエアロモードで地味に変わっているリア中央部。ここもせり上がり、設定画のシルエットに近しい形に変形します。せり上がる部分の分割線も暗い青の部分なので気にならず、こんな細かいところもちゃんと対応してくれているところがありがたいですね。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロモード 正面アオリ
まずはエアロモードから見ていきました。このシルエットで完全変形だからほんとに嬉しいですね!

続いてエアロブーストモードを見ていきます!ブースト・オン!

ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロブースト 正面
エアロブーストモードです。エアロモードからブーストポッドを持ち上げ、外側に倒します(この画像だとちょっと右側のポッドの倒しが足りなかったか。対称の美しさにこだわりきれなかった!)。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロブースト 左斜め前
エアロモードからブーストポッドがポップアップしてシルエットに迫力が出ますね。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G エアロブースト 右斜め前
しかしこの斜め前からみたアングルでの、低さと鋭さがカッコいい。ブーストポッドが持ち上がることで三角形のシルエットが強調されて、いかにも速そうです。

エアロブーストもかっこいいですが、、エアロブーストときたらやはりもう一段行きたいですよね!続いてスパイラルブーストモードを見ていきたいと思います!いくぞ!スパイラル!

ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G スパイラルブースト 正面
テンションどんどん上がってきちゃいますが、スパイラルブーストモードです!おおお!スゴイ!
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G スパイラルブースト 左斜め前
あるザードへのささやかな抵抗策。ささやかというにはスゴイ威力を発揮したスパイラルブースト。このモデルでもプーストポッドがさらに展開して、スパイラルブーストに変形です。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G スパイラルブースト 右斜め前
改めて見るとやはりスゴイ。そしてなにより、それがサーキットモードから地続きで、差し替えも余剰パーツ一つもなくここまで来れてしまうことがスゴイ。。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G スパイラルブースト 後方アップ
スパイラルブーストを後ろから見るとかなりメカメカしい雰囲気。ポッド内はもちろん、ポッドを持ち上げるレールも細かい塗り分けがされています。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G スパイラルブースト アップ
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G スパイラルブースト アップ横
スパイラルブーストモードのブーストポッドです。前後に展開し、赤い部分のフィンも折りたたまれているものを展開して再現されています。ブーストポッド後部が輝度の高いメッキで、さらに焼け表現もされていて密度感が大変高い。細かい部分にもしっかり色が入っていて、ギミックと仕上げの両方で精密感を感じます。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G スパイラルブースト 凰呀イメージ1
やはり凰呀と並ぶと画になります!
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G スパイラルブースト 凰呀イメージ2
凰呀のスーパーエアロブーストモードと。凰呀の出来も凄まじいですが、νアスラーダは変形とスタイリングの両立がさらに高いところでまとまっているように見えてきます。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G コクピット内部
1/18スケールなので、他のヴァリアブルアクション Hi-SPECモデルと同様、コクピットもしっかり再現。見られると嬉しいアスラーダヘッドや
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G コクピット内部 サイドスクリーン
ブーストレバー、サイドのディスプレイといった小物もしっかり再現。
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC νアスラーダAKFー0/G 特典冊子
プレミアムバンダイで購入すると特典で冊子が付いてきました。読み応えのある重田氏のインタビューと、開発中の画像が見られます。インタビューを読みながらモデルを触ると、なるほどそーなのかーとより一層楽しめる内容でした。

凰呀のリリースから5年でしょうか。凰呀と一緒にνアスラーダも並べられたらいいなーなんて思っていましたが、(νアスラーダの変形はレアメタルなしは無理でしょ)とも思っていたので期待をしていませんでした。が、そこに突然の試作原型の発表があり、こうして手元に届いてくれて凰呀との並びが実現したことは本当に嬉しい限りです。このモデルに携わった方々に心からお礼を言いたい!

河森さんのデザインした可変メカはもともと実現性もあるんでしょうけど、設計される方々の創意工夫がスゴイものが多いように思います。凰呀、νアスラーダとレアメタル使用のマシンが完全変形できちゃうと、もうできないものはないのではないかと思って、さらなるサイバーフォーミュラのヴァリアブルアクション Hi-SPEC展開を妄想してしまいますね。

ちょっとお値段は張りますが、νアスラーダにおいてはこのモデルを持っておけばνアスラーダの魅力は全て味わえてしまうモデルなのではないかと思います!

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