2年越しでのリリース!ヴァリアブルアクション Hi-SPEC スーパーアスラーダ AKF-11をレビュー!

2年越しでのリリース!ヴァリアブルアクション Hi-SPEC スーパーアスラーダ AKF-11をレビュー!

長かった。。予約が始まったのが2020年7月。商品が到着したのは2022年9月。途中数度の延期が入り、このまま発売中止になったらどうしようと久々にドキドキした製品でした。完全変形のヴァリアブルアクションHi-SPECシリーズはどんどんクオリティが上がっていてうれしいのですが、スーパーアスラーダ AKF-11も完全変形とプロポーションを両立していて、大変カッコよい大満足な製品になっています。

2年待ったヴァリアブルアクション Hi-SPEC スーパーアスラーダ AKF-11、レビューしたいと思います!

VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 サーキットモード
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC スーパーアスラーダ AKF-11は前述の通りサーキットモード、エアロモードに完全変形します。基本形のサーキットモードです。ほんとカッコイイ。。製品画像ではフロントライトのついている白いフェンダーパーツ(キャノピーの前の部分ね)が少しボリューム過多かなと感じていましたが、実物はそんなことなく収まっていました。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 サーキットモード正面
スーパーアスラーダ01から大きく変化したスーパーアスラーダ AKF-11の特徴的な逆ウイングボディも、カッコよく再現されています。劇中作画ではかなり車幅がワイドに描かれていますが、このモデルは設定がと劇中のイメージをちょうどよくバランスさせているように見えますね。監修は河森監督とのことで、”スーパーアスラーダ AKF-11が実車として存在したら”とイメージして監修されたそうです。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 サーキットモード正面2
サーキットモード正面も。フロントウイングが可変機構がありつつ薄く仕上がっていることがよくわかります。残念ながら左側に傾いてセットされてしまっているので、なんらか修正してあげたいところです。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 ステアリング
前作凰呀で実現していた前輪の向きを変更する機構、今回も入ってます。イナーシャルドリフト感をだしてディスプレイできます。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 サーキットモード後方
サーキットモードのリアビューです。スーパーアスラーダ01よりも低く、外側にセットされたブーストポッドが大迫力。ブーストポッドの先端は焼けた金属のような塗装表現がされています。地味にタイヤの接続軸もリアルに作りこんでありますね。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 エアロモード
続いてエアロモードです。余談ですが、劇中このマシンになってアスラーダに音声入力が追加されたことに触れられていましたね。モードチェンジは音声入力になっていました。たまにアスラーダの声で「エアロモードチェンジ!」って言いながら変形するバンクが流れるのですが、ワタクシそういうのが大好きです。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 エアロモード正面
エアロモードでは折り畳まっていたり縮まっていたりしたところを展開して変形が完了します。特にフロント周りはサーキットモードのすっきり具合からは想像ができないほど、広い面積をカバーする変形を実現していて、スーパーアスラーダ AKF-11の変形って成立したんだ。。って純粋に驚きます。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 エアロモード サイド
サイドから見てもプロポーションは良いですね。リアタイヤカバーのギミックとラインのつながりなど、きれいに成立していて設計力がすごいなと純粋に感動します。コクピット後ろのインテークからつながるラインは、河森監督の監修が細かく入っていたところですね。微妙なラインが再現されていてステキです。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 前輪
リアのホイールカバーもすごいのですが、フロントのこのラインの接続ギミックもかなりスゴイ。一番外側に出ているフェンダー部、サーキットモードでは見えないように、スライドして引っ込んだりパーツの中に収納されたりで繊細な設計になっています。でも遊びづらいわけでもなく、やっぱり設計スゴイ。としか言いようがない。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 ブーストポッドアップ
そしてもちろん、ブーストポッドも展開可能です。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 エフェクトファン
エフェクトファンもハッチをスライドさせて露出可能。ちゃんと裏側のスリットの中にも配置されていて精密感抜群。このファンで車体を浮かせたりしてましたね。
VA-HiSPEC スーパーアスラーダAKF-11 アスラーダヘッド
最後にアスラーダヘッドも。また、前輪と連動はしませんがステアリングを回すことが可能です。コクピットの再現度は1/18サイズならですね。

予約開始から2年待ちましたが、ギミック、スタイル、仕上げで待ったかいがありました。ワタクシ、リアルタイム当時、烈風というメーカーのスーパーアスラーダ AKF-11のガレージキットの広告を見て「なんだこのかっこいいアスラーダは!」と、本編を見たことがなかったにもかかわらずキットを買って組み立ててたんですね(設定カラーも知らなかったから、勝手に推測して塗装した記憶がある)。そんな思い入れの深いサイバーマシンが完全変形でこんなにカッコよくリリースされ、大変良い時代になったなぁとうれしく思ったのでした。

次のヴァリアブルアクション Hi-SPECはアスラーダGSXですね。変形ギミックがないのですが、電飾やサウンド、大胆なアレンジが特徴のようで、次も大変楽しみです。

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