アオシマ シュピーゲル HP-022 1/24 をハセガワ フィニッシュを活用して作ってみた!そしてレビュー!

アオシマ シュピーゲル HP-022 1/24 をハセガワ フィニッシュを活用して作ってみた!そしてレビュー!

ワタクシ、サイバーフォーミュラが大変好きでして。このサイトでもメガハウスの完成品をいくつかご紹介していますが、今回はアオシマのプラモデルから「シュピーゲル HP-022 1/24」を作ってみました。

アオシマのサイバーフォーミュラシリーズは2020年ごろに、タイヤの作り直しやデカールの刷新など、キットの仕様を変更してリニューアルキットとして再登場しています。が、今回はサーキットモードを以前リリースされたクロームメッキバージョンで作成し、タイヤとデカールを転用するために購入したリニューアル版のキットを、ほんとは作る気がなかったのですが思いのほかかっこよかったのでエアロスピーダーモードで作成しました。

アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 左斜め前
今回の主役、シュピーゲル HP-022 のクロームメッキVer.です。低く構えたシルエットが独特。実際はどんなイメージなのか定かではありませんが、シュトルムツェンダーのマシンらしい、未来的なスタイルと質感になっています。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 俯瞰正面
正面から見たところ。アンリにはみずすましなんて言われていましたが、アメンボっぽい感じ。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 左斜め後方
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 後方
リアから見たスタイルも独特。シュピーゲル、実はボディの後方の側面がダークグレーっぽいんですよね。クロームメッキなので缶スプレーのスモークを吹きましたが、あまり塗料が乗らずに差がわからない事態に。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 左斜め前
このあたりから見ると、パイロットが寝そべりながら搭乗することで実現した低いスタイルがよくわかります。これまで特にシュピーゲルに興味がなかったのですが、2024年になってワタクシ的に急にかっこよく見えてきて今回の制作につながってるんですよね。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 俯瞰
全体的なスタイルもかなりかっこよくまとまっています。メッキキットなのでとりあえず組み立てるだけで高まる満足感はさすが。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. リアタイヤアップ
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. フロントタイヤアップ
シュピーゲルはリニアホイール車なので車軸からタイヤが浮いています。なんとこのキット、ちゃんとタイヤが車軸から浮いて見えるように設計されています!このキットがリリースされた当時、シュピーゲルがすごい人気があったわけでもなかったのに突然リリースされたように見えて不思議だったのですが、今回作ってみて少しわかった気がします。宙に浮いているタイヤの再現など、模型としての魅せ場があるマシンなんですね。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. コクピット内部
そしてこのキット、ちゃんとコクピットも再現されています。完成後もハッチを接着しなければコクピットを見ることが可能です。
アオシマ シュピーゲル HP-022 ハセガワ フィニッシュ クリアブルー型紙型抜き作成
今回はサーキットモード、エアロスピーダーモード、ともにブルーのラインはハセガワ フィニッシュのクリアブルーを使用しました。デカールのコピーを型紙に切り出しています。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 発光ライン表現
ハセガワ フィニッシュを貼りこんだ後、上からリニューアルキットに付属のメカパターンのみのデカールを貼ります。デカールを貼るとハセガワ フィニッシュ+メッキパーツの時よりは輝度が下がってしまいますが、ハセガワ フィニッシュの貼りこみは一発で決まらないので、デカールが一番上に来るのは致し方なし。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. リアタイヤ付近発光ライン表現
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. コクピット付近発光ライン表現
こんな感じで、メカ部分も少しはクリア層がありそうな雰囲気の表現にしています。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 発光ライン表現
こういう円形に切り抜くのは大変ですが、サーキットモード用は奇跡的にうまく切り抜けました。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. フロントタイヤ付近発光表現
メッキキットなので合わせ目消しもせずそのままですが、この辺りも仕方なしですね。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. フロントセンサー
フロントセンサーもハセガワ フィニッシュ クリアオレンジを貼りこみました。フロントサスはガンメタリックで塗った後、ハセガワ フィニッシュのカーボンを巻いています。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. テールランプ表現
おしりのテールランプはクリアレッドとクリアオレンジの重ね張りでちょっと芸コマ感を出してみました。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 制作時ポイント リアタイヤ付近接地部分調整 組み立て説明図解説
アオシマ シュピーゲル HP-022 1/24のクロームメッキVer. のサーキットモードの最後に、制作する際のポイントが一点ありました。後輪とボディをつなぐ部分です。
アオシマ シュピーゲル HP-022 クロームメッキVer. 制作時ポイント リアタイヤ付近接地部分調整
組み立て説明書の赤枠の部分が、この写真の赤枠の部分の角度に関わってきます。おそらく成型品そのまま組み立てると、リアカウル下部先端がだいぶ上がり、リアカウル後端が下がってしまいます。この写真では先端が下がりなるべく地面と平行にするために、特にボディに接着されるパーツの削り込みなどの調整を行っています。

というわけで、まずはアオシマ シュピーゲル HP-022 1/24のクロームメッキVer. のサーキットモードからお送りしました。このままエアロスピーダーモードも一緒にと思ったのですが、思いのほか画像が多くなったので区切らせていただこうと思います。

アオシマ シュピーゲル HP-022 1/24、クロームメッキVer.は再版されていないので中古で購入する以外に現在は入手手段がありませんが、もしかしたらピカピカが正解かもしれないシュピーゲル HP-022を体験できる良いキットでした。メッキキットなので瞬間接着剤でもすぐに接着されない。ラッカー塗料があまり乗らないと扱いづらいところはありましたが、組み立て終わると浮いているタイヤなどの見どころのあるシュピーゲルが手に入るので、機会があればぜひ組み立ててみてはと思います!

今回の道具

  • フィニッシュシリーズ【TF21】クリアーブルーフィニッシュ:ブルーの発光ライン
  • フィニッシュシリーズ【TF22】クリアーレッドフィニッシュ:テールランプ
  • フィニッシュシリーズ【TF23】クリアーオレンジフィニッシュ:先端のセンサーなど
  • フィニッシュシリーズ【TF22】カーボンフィニッシュ:フロントサスペンション
  • セメダイン 瞬間接着剤 3000ゼリー状
  • ガンダムマーカーエアブラシ
  • ガンダムマーカー ガンダムグレー:コクピットシート
  • ガンダムマーカーEX ヘビーガンメタリック:コクピットヘッドレスト、フロントサスペンション
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