MG ウイングガンダム(Ver.Ka) を、ガンダムマーカーエアブラシで仕上げてみる

MG ウイングガンダム(Ver.Ka) を、ガンダムマーカーエアブラシで仕上げてみる

ついに来ましたよ!”GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ウイングガンダム(EW版)Early Color ver.”!ウイングガンダムはEW版が大好きだったので、完成品モデルの発表待ってました〜!

Early Color ver.ってなんですか?とおもっていたら、なんとGFF MCではまさかのパンフレット初出カラーバージョンでのリリース!いや、ブランドコンセプトから言ったら納得なんですけど、えーでもやっぱり今まで見慣れたウイングガンダムEW版も欲しい!

ということで、ちょうど先日MG ウイングガンダム(Ver.Ka)が再販されたことを思い出し、GFF MCのかわりに楽しめるように組み立ててみました。

MG ウイングガンダム(Ver.Ka) 全身
今回はなんと、ほぼ全塗装しました。完成品トイっぽく遊びたいなと思ったので成形色フィニッシュにしようと思ったのですが、そうするともしかしたらRobot魂っぽい質感になりそうだなと。そして2004年の初版発売時にも購入して、成形色フィニッシュしたものもまだ部屋の片隅に残っているんですよね。

せっかく作り直すのであれば、ちゃんと塗装して質感を高めたいなと思ったのでした。

今回はレッド、ブルー、イエロー、グレーをガンダムマーカーエアブラシを使い、ABSの関節部分をクレオスの水性カラー アクリジョンの赤鉄色をガイアノーツのイージーペインターに入れて吹きました。アクリジョンの希釈にはアクリジョン薄め液エアブラシ用が推奨されているのですが、商品入れ替えのため入手できないため、水で希釈して吹いてみました。ホワイトはクレオスの水性ホワイトサーフェーサー1000を吹いています。

マーキングシールは遊びたいため付属のテトロンシールとドライデカールを貼りました。

墨入れはタミヤの墨入れ塗料ダークブラウンを使用。
仕上げに、クレオスの水性トップコートのつや消しを吹いています。

MG ウイングガンダム(Ver.Ka) 上半身2
MG ウイングガンダム(Ver.Ka) 上半身1
マーキングシールは余白を切りながら貼りました。が、トップコートを吹くと浮いてきちゃいますね。。
ガンダムマーカーエアブラシは思った以上にキレイに面が塗れ、発色もよくて良い感じです。
MG ウイングガンダム(Ver.Ka) 背面
MG ウイングガンダム(Ver.Ka)のキットも2004年発売の古いキットですが、スタイリングがとても良いと思います。
残念ながら後発の4体のガンダムたちとはフレームが違っているので、ヒジ関節のディテールの足りない感などはありますが、その辺りはお好みで手を入れてあげるとより良くなりそうです。
MG ウイングガンダム(Ver.Ka) ウイング
ウイングガンダムゼロとの大きな違いである直線的なウイングも、複雑な構成で立体化されています。いつみても「へーこれこうなってたんだー」って思います。

画像中央のマーキング、ドライデカールでひじょーに貼りづらかったのですが、この後大きく高さが異なるところにマーキングがかかる場合は、潔く分割して貼ると上手くことに気づきました。

また、アップにすると一部汚れたような部分がありますが、これはウェザリングではなく先に吹いたガンダムマーカーのグレーが水性ホワイトサフで隠蔽されない(下から滲み出てくる)ことによる汚れです。。ガンダムマーカー、上から色を載せるときは余分なところは拭き落としておかないとダメみたいですね。
MG ウイングガンダム(Ver.Ka) シールド
バードモードで活躍するシールドです。大きなドライデカールでマーキングを再現していきます。ちょうどシールドの中央で山なりに折れるのですが、手前の面を先に定着させて、その後奥の面に定着させると上手くいきました。

ドライデカールは古くなると未使用でも弱くなってくるので、なるべく新しいうちに使用すると難易度も下がるように思います。
MG ウイングガンダム(Ver.Ka) 上面3
MG ウイングガンダム(Ver.Ka)、バードモードに変形します。ウイングガンダムゼロとの大きな違いはバードモードだったのに、後年の設定追加でゼロにもバードモードついちゃいましたね。直線的なウイングとバスターライフルで作られるシルエットのおかげで、こちらの方が戦闘機っぽさもあるバードモードに感じます。
MG ウイングガンダム(Ver.Ka) 上面
貼るの大変だったマーキングもバードモードで非常に映えて報われます(笑)。寝そべり変形ですが脚の伸縮機構があり、ただの寝そべりにならないような工夫がされています。
MG ウイングガンダム(Ver.Ka) 側面
バードモードの鳥足部分にはバスターライフルのカートリッジコンテナ。イエローの鳥足とグレー・ホワイトのカートリッジコンテナのコントラストがなんともいえずカッコいい!シンプルな変形なので、横から見た時の厚みもそこまでなくてスマートです。
MG ウイングガンダム(Ver.Ka) バストアップ正面

久しぶりに全塗装したMG ウイングガンダム(Ver.Ka)。GFF MCのように扱いたいなと思いましたが、やはりプラモデルなので塗膜などデリケートになりますね。

今回ガンダムマーカーエアブラシを多用していますが、塗膜が特段弱いという感じもなく、そこまで神経質にならずに触れる感じです。

関節部にイージーペインターで吹いたアクリジョン赤鉄色ですが、塗料1、水0.7ぐらいで希釈したところ一発目は弾かれたような感じになって焦りました。が、2回目以降からしっかり色がのって、3回吹きぐらいで終えることができました。水で希釈してるので漂うニオイは水彩絵の具みたいな感じです。

ガンダムマーカー、水性ホワイトサフどちらもエナメルの墨入れは出来ました。ガンダムマーカーはエナメル墨入れはあまり良くないようなことをどこかで読んだので、調子乗って使うと痛い目みるかもしれません。

塗装ブースを持っていないのでどうしてもベランダ作業になってしまうのですが、集合住宅住みのため溶剤のニオイやスプレーの音などが気になってしまいます。今回は溶剤のニオイが極力出ないようにするためガンダムマーカーや水性塗料に限定しましたが、仕上がりも含めて満足できました。

とくにガンダムマーカーエアブラシはマーカーを変えれば色が変えられますし、水性のアクリジョンは水で洗うことができるので、作業以外の工程が非常にラクでした。

今回ホワイトは水性ホワイトサフにしましたが、次回はホワイト部もガンダムマーカーエアブラシで塗ってみようかと思っています。

今回の道具

  • ガンダムマーカー エアブラシシステム
  • ガンダムマーカー SEED DESTINY ブルー
  • ガンダムマーカー SEED DESTINY レッド
  • ガンダムマーカー ガンダムイエロー
  • ガンダムマーカー ガンダムグレー
  • ガンダムマーカー ファントムグレー
  • アクリジョン 赤鉄色
  • EP-01 イージーペインター
  • Mr.エアースーパー420
  • タミヤ クラフトツールシリーズ No.17 調色スティック

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