アオシマ イシュザーク 00-X3/II 1/24 がついにリリースされたのでレビュー!

アオシマ イシュザーク 00-X3/II 1/24 がついにリリースされたのでレビュー!

いやほんとに!待ちわびましたよ!アオシマさんのイシュザーク 00-X3/II!そもそもイシュザーク 00-X3が1/24サイズで立体化されたことが大変喜ばしく、2024年まで1/24で立体化されなかったことがイシュザーク推しとしては不思議でたまらなかったわけです。発表当初は2022年発売みたいな話だったような気がしますが、数度の延期を乗り越えイシュザーク00-X3のモデルがリリースされたことは、とても喜ばしい出来事だったと思います!

アオシマ イシュザーク 00-X3/II 右斜め前
というわけで、さっそく組み立てて塗装してみました。アオシマのサイバーフォーミュラシリーズは最近のアスラーダG.S.Xやスーパーアスラーダ01系の、内部までそこそこ再現されたモデルが続いていましたが、今回のイシュザークはそれ以前のモデルに近しいイメージ。しかし確実にG.S.Xなどの経験が生かされた、内部もいろいろとイメージできる作りになっていました。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II 俯瞰
正面です。けっこうワイドなシルエットになっていますね。劇中でのサイバーマシンはかなりワイドに描かれていてかなりカッコいいのですが設定画とのバランスがかなり違うので、両方のイメージを両立させるのがサイバーマシン立体化の難しさのように思います。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II 側面
サイドビューです。車体後部のメッサーウイングのボリューム感がよくわかります。こうやってみると車体後部が大きいバランスなんですね。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II 左後方
リアから見てもかっこよいイシュザーク 00-X3/II。排気口にはちゃんとスリット上になるフタパーツがあり、スカスカ感が全くない作りになっています。大きめのテールランプは無色のクリアパーツですがその下にメッキパーツが配され、輝度高く再現されています。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II 右斜め後方
斜め後ろからのショット。劇中ではあまり見られない角度を見られるのも、立体物ならではの楽しみ方ですね。改めてみると不思議なフォルムです。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II リアタイヤ
アオシマ イシュザーク 00-X3/II フロントタイヤ
タイヤは前4輪、後2輪の6輪タイプ。スゴウの6輪制御が導入されたこともありましたが、イシュザーク 00-X3ではどうだったのでしょうか。タイヤはリニューアルキットと同様、縦にパーティングラインが入るタイプ。ゲート跡がないので良い感じです。イシュザークはフルカウルなのでタイヤのパーティングラインは見えませんね。前輪はだいぶ小さくカウルとのスキマもタイトですが、なんと左右にステアが切れます。ほんのちょっとだけ。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II フロントセンサー
フロントウイング部分のライト的なパーツはクリアパーツです。ライトのほうは下にメッキパーツが配され、ディテールの精密感もばっちり。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II コクピット パイロットネーム
コクピット周りも気持ちよくパーツが組み合わさります。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II エンジン基部 ユニオンセイバー製エンジン
アオシマ イシュザーク 00-X3/IIはデカール選びも楽しいものになっています。00-X3のリニアホイールのマーキングと、00-X3/IIで搭載されたユニオンの水素エンジンのマーキングを選択できるので、どちらの仕様のイシュザークなのか示すことができます。今回、ワタクシはユニオン仕様のデカールを選択しました。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II ローリングコクピット 角度
そしてこのアオシマ イシュザーク 00-X3/II、ローリングコクピットが再現されています!コクピットを境にしてボディ前部、後部とポリキャップで接続され、コクピットが乗っているフロントウイングもポリキャップの接続でスムーズなスイングが可能になっています。スイング角度は劇中ほどではありませんが、おそらくスタイリングとの両立でこの最大角度なのかも。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II ローリングコクピット
角度がもう少し欲しいかなと思いつつ最大まで傾けるとけっこう傾いてくれるので、レース中のイメージをしっかり味わうことができます。この写真では忘れちゃいましたが、前輪のステアも少し切れるので、傾けた時には前輪も動かすとさらに気分が盛り上がりますね。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II コクピットヘッドアップディスプレイ
今回はチャームポイントとしてフロントウインドウに投影型HUDをイメージしたハセガワ ホログラフフィニッシュを貼りました。matさんのZZ コアファイターのオマージュです。(matさんの作るものかっこいっすよねぇ。。)
アオシマ イシュザーク 00-X3/II アオシマ シュピーゲル HP-022 比較
せっかくなので同シリーズ、同スケールのアオシマ シュピーゲル HP-022とならべてみました。イシュザークまあまあ大きい。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II メガハウス ガーランド 塗装比較
VA ガーランドとも並べてみました。こっちだと比較してかなり大きい。

イシュザーク 00-X3の全長は公式サイトだと4,021mmとなっているのですが、おそらくこれは誤植で、前モデルの00-X1が4,651mmとあるため、4,600mm程度が正しいのではないかと思っています(小型化の線も否定できないけどさすがに600mmのダウンサイジングは唐突というか)。約4,600mmとして1/24にすると193mmなので、今回のモデルの全長が特に大きいというわけでもないんですよね。コクピットの大きさからワイド感を出した造形にしたらこのボリューム感になった感じに見えます。

同シリーズと並べるだろうと想定はされつつ、15年近く前のモデルたちに合わせる必要は全くないので、今回のアオシマ イシュザーク 00-X3/IIのまとめ方はありがたいですね。そしてそのおかげで超カッコいいイシュザークが2024年に手元に来てくれたわけで。いや、ほんとにカッコいいんですよ。このキット。

最後にシュピーゲルとバトルしてるイメージの画像を。

アオシマ イシュザーク 00-X3/II アオシマ シュピーゲル HP-022 バトルイメージ2
コーナーでの一幕のイメージ。そいえばSINの最終話ではグーデリアンを止めるためにわざとぶつかりに行ってましたね。
アオシマ イシュザーク 00-X3/II アオシマ シュピーゲル HP-022 バトルイメージ
リニアホイールオーバーロード状態と並べてみました。そうそう、メッサーウイングは今回再現されてませんが、どう見てもブーストポッドを持ち上げるパーツが余剰でついてきてたり、きっとアオシマさんはやってくれるんだと思います!メッサーウイング!

今回はアオシマ イシュザーク 00-X3/II 1/24を塗装して組み立ててのご紹介でした。実はこのイシュザークが届くことを意識しだしてから急にシュピーゲルがかっこよく見えてアオシマモデルを組み立ててみたり、この後にイシュザークと並べたくてアオシマのν-アスラーダに手を出したりしています。完成品もかっこよいし遊びやすいですが、たまにプラモとしてリリースされているサイバーマシンも作ってみると、いろいろ発見や楽しさがありますね。ハセガワとバンダイの中間に位置するような、キャラモデルだけどバンダイよりプラモらしさがあるというか。

アオシマ イシュザーク 00-X3/II 1/24はさすが2024年最新キットだけあって、組み立てにくいところや塗装しにくいところもなかったので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

今回の道具

  • 水性ホビーカラー H1 ホワイト:本体色
  • 水性ホビーカラー HLP09 大音奏依ステラパールホワイト:本体色。ホワイトにパール重ね
  • 水性ホビーカラー H513 ジャーマングレー/ドゥンケルグラウ:ネイビーブルー指定の部分に使用
  • 水性ホビーカラー H86 モンザレッド:コクピット接続部
  • 水性ホビーカラー HLP02 石川恵里加ステラレッド:モンザレッドにパール重ね
  • 水性ホビーカラー H76 焼鉄色:メカ部
  • 水性ホビーカラー H12 つや消しブラック
  • 水性ホビーカラー HSM01 スーパーファインシルバー:ホイール
  • 水性ホビーカラー H54 ネイビーブルー:デカールのレタッチ
  • 水性ホビーカラー H30 クリアー(光沢):最後のクリアコート
  • Mr.カラースプレー 48 クリアーイエロー
  • Mr.カラースプレー 101 スモークグレー
  • フィニッシュシリーズ【TF14】ホログラムフィニッシュ:コクピットHUD
  • フィニッシュシリーズ【TF922】ガンメタルフィニッシュ ダーク:ブーストポッド前面 影用
  • フィニッシュシリーズ【TF22】クリアーレッドフィニッシュ:テールランプ
  • PROFIX 充電式エアブラシ TS1-B02 ハンドピース(TH-B02)付き充電式コンプレッサーセット
  • PROFIX TH-C01 Tech Liner ハンドピース(カップ一体型)フラッグシップモデル
  • Anesty AHPBox 2in1 エアブラシ コンプレッサー
  • セメダイン 瞬間接着剤 3000ゼリー状
  • タミヤ リモネンセメント
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