PCをHP Spectre x360 14-euに替えたのでレビュー!外観編

PCをHP Spectre x360 14-euに替えたのでレビュー!外観編

2021年1月にHP Envy x360 13-ayのWood Editionを迎えておりましたが、3年経過してノートPCのパフォーマンス向上の波もすごいため、2024年1月に発売されたHP Spectre x360 14-euを購入しました。

VAIOファンであるワタクシが3年ぶり2台目もHPとなりましたが、WindowsPCの中ではデザイン良いほうだと思うんですよね。HPのノートPC。VAIOはありがたいことに会社が支給してくれているので、プライベートは違うメーカーのものにしたいなぁと思い、検討の末今回もHPとなりました。

外観とパフォーマンスに分けてレビューしていきたいと思います!
主にゲームのフレームレートパフォーマンスを計測したゲームベンチマーク編はコチラ

HP Spectre x360 14-euを開いたところ。HP Spectre x360 14-euは360の名の通り、画面が回転してタブレット状態にもできる2-in-oneのPC。SpectreシリーズはHPのフラグシップラインになります。ヒンジのあたりが斜めにカットされているデザインが特徴。
天面はこんな感じ。HPのロゴがシンプルで幾何学的なプレミアムロゴです。円にHPって抜かれてる従来のロゴより全然カッコいいっすね。DELLとかも本体カッコいいのに天面ロゴが普通で、この天面ロゴって結構大事な気がしてます。

カラーは「アッシュブラック」。少しブラウンがかったウォームグレーという感じ。Appleのスペースグレーが赤みに振れた印象で、特徴もありつつ自然な色でカッコいい。
天面を上から捉えます。2-in-Oneなのでヒンジが特徴的です。ヒンジの近くにはタブレットモードの時の緩衝材になる樹脂パーツが埋め込まれています。フラットな面で、マットなカラーと相まって落ち着いた印象ですね。
左側面です。手前に向かって少し薄くなっていくクサビ型。ヒンジ側はSpectreシリーズのデザインアイデンティティになっている切りかけがあります。こちらの面にはUSB-C端子が一つ(切りかけのところも入れるなら2つ)。こちらの2つのUSB-C端子はThunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps ×1 (Power Delivery、DisplayPort™ 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応) だそうです。
右側面です。こちらもヒンジ側が同様に切りかかれています。イヤホン端子とUSB-A端子が見えますね。
ヒンジ側、後面です。ヒンジに挟まれたところに排気口があります。板が2枚重なったような印象ですが、厚みを感じることもありません。

これまでのSpectreシリーズはデザインアクセントとしてゴールドのラインが周囲に入っていたりしましたが、HP Spectre x360 14-euでは若干ゴールド味のある切りかけ部分があるのみで、だいぶシンプルなデザインになりました。従来のモデルを使われていた方々からは賛否両論出ていそうですが、Envyから乗り換えた立場としては、シンプルさとワンポイントのバランスはちょうどよくうれしい変更だったなと思います。

キーボードはHP特有のEnterキーの外側にキーが並ぶ配置ではない、わりと普通のキーボードです。Spectreシリーズは普通の配列なんですよね。Envyを通り過ぎてきているのでHP配列でももはや問題ないですが、他メーカーからの乗り換えもこれならしやすいですかね。

14インチモデルなのでキーピッチも余裕があり、キーストロークも不満のないレベルです。キー音は静かなほうかもしれません。打ち心地も悪くない、良いキーボードに感じます。

HPはUSキーボードが選べないのですがアルファベットがキー中央に大きく印字されており、なんとなく薄眼で見ればUSキーボードっぽい見た目なのが面白いですね。配置はJIS配列なので完全に見た目のみですが。

キーボードバックライトも搭載されているので、暗いところでもばっちり打てます。バックライトは2段階調光可能です。

キーボードの両脇にはスピーカーグリルが設置されており、ワタクシこのキーボード脇にスピーカーグリルがあるデザインのノートPCが大好きだったりします。なんかカッコいいよね。
大きめのトラックパッドを搭載しています。触り心地はガラスタイプと思われ、とてもさらさらした触り心地。トラックパッドは通電するとクリック感を再現するタイプです。Windows系ノートPCだとあまり出会った記憶がなかったのでちょっと驚きました。さすがフラグシップノート。Windows側のマルチタッチ機能も進化していて使い勝手は良いです。若干ポインタ精度に怪しさを感じますが、Windowsではこんなものではなかろうかという印象でした。

インターフェースとしては画面のタッチとペンが付属するので(ワタクシが買ったときはさらにキャンペーンでBTマウスまでついてきた)、もはや好きな触り方で好きなように動かせばよいのではないかという気すらします。
デザインアクセントになっているヒンジ側の切りかけ。それぞれUSB-C端子とイヤホン端子が設置。とくにUSB-Cは電源プラグを兼ねているので、絶妙な角度で伸びる電源コードが邪魔にならず良い感じです。なんとなくこういう斜めにカットされたデザインて内部構造が難しくなりそうなイメージありますよね。

切りかかった断面はゴールド味のあるシルバーで、輝度が高めでありながらヘアラインも入っているようで、上品にキラっと光って素敵なデザインアクセントになっております。
キーボード手前にはSpectreとpoly studioのロゴタイプ。これまでHPのノートPCはbang&Olufsenがオーディオチューニングをして、ロゴマークがかっこよく鎮座しておりましたが、このモデルではこないだHPに買収されたpoly studioになってしまいました。音質はB&Oから大きく劣ることもなく良いのですが、ブランドという点でワタクシ的にはとても残念です…。B&Oが付いたモノを持っているという謎の高揚感をもたらしてくれる素敵PCであったのに…。

最後になりますが、今回ワタクシが購入したスペックは以下の通りでした。

プロセッサインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H
メモリ32GB オンボード (LPDDR5x-6400MHz)
ストレージ1TB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2)
グラフィックスインテル Arc グラフィックス (プロセッサーに内蔵)
ディスプレイ14.0インチ・ 2.8K ブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ
バッテリー駆動時間最大13時間 バッテリライフ
重量約1.44kg
本体サイズ約313×220×16.9(最薄部) (mm)

今回Envyシリーズからの買い替えだったわけなのですが、Envyも価格の割に質感も高く操作感も悪くない素敵なモデルと思っていたのでした。しかしHP Spectre x360 14-euはさすがにハイエンドモデルということもあって、トラックパッドなどのユーザーインターフェース部分や有機ELディスプレイなど、五感に訴える部分のグレード感が高く、良いものを買った感がかなりあります。

パフォーマンス面も向上しているのですが、少々重量が重い点が気になりました。約1.5kgなのでギリギリ持ち歩けそうな気がしますが、他の荷物を減らす必要はありそうです。

が、フルアルミ切削ボディだったりタッチディスプレイでガラスに覆われていたりと、デザイン的な質感の高さが重さにつながっているように思えるので、頑張って1.5kgを持ち歩いていろいろなところでドヤろうと思います。

次回はForze Horizon 4、Forze Horizon 5の動作感など、パフォーマンス面を書いていけたらと思っております!(更新しました。ゲームベンチマーク編はコチラです)

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