素組みで積みプラを減らしていこう!ということで、素組み・マーキング・墨入れ・トップコートでMG LM312V04 Vガンダム Ver.Kaです。
Vガンダムは小型MSでもかなり精密な分離合体機構が備わっており、ほぼ完全変形を実現したモデルはMGの登場まで待つのでありました。コアファイターが頭部まで含めた胸部丸ごとを担当してるので、もう腕の付け根とかの厚みが薄いんですよ。そもそもデザインが。
当時の1/100モデルではコアファイターの分離はさせず、上半身と下半身の差し替え分離形態の再現に留めておりました。当時の開発者インタビューを読んだ記憶だと、完全変形もできなくはないが強度と価格が問題になるので見送った。ってあった気がするんですよね。試作モデルは完全変形実現してたような。
して、満を辞してVer.Kaで登場したMG Vガンダムですが、期待を裏切らないカッコよさです。
発売してかなり経っているので、今さら語ることもないのですが。。立ち姿がほんとにかっこいい。数の多いマーキングシールとガンダムデカールを張り込むとカトキメカらしい雰囲気に仕上がります。今回も成形色仕上げで、ガンダムマーカーのグレーでスミ入れ、ワンポイントにオレンジとレッドを入れています。
ヒジの赤い丸部分の端面にのみ、ハセガワのフィニッシュシートのレッドを細切りして巻きました。色面を多めに入れないといけないのはそのヒジの端面ぐらいですね。ガンダムマーカーだとムラになってしまうので、これぐらいの面積の時はフィニッシュシートが使いやすいです。
丸みを帯びた、どことなく少年感を感じさせるフェイス。Vガンダムはフェイスのイメージがいろいろあって落ち着かないのですが、MGのフェイスが一番好きです。個人的に。
シンプルな背面。ガンダムデカールは転写したい箇所にボールペンなどで擦って転写するものなのですが、曲面や奥まった面が多いVガンダムではいろいろ難儀しました。うまくいけば仕上がりいいんだけど・・・。
先にも書いた通り、コアファイター・トップリム(ハンガー)・ボトムリム(ブーツ)に分離可能です。ご紹介したいところではあるのですが、写真撮りきれなかったためスミマセン。
MG Ver.Kaで登場したVガンダム。可動範囲こそ少し狭めですが、分離変形合体をスタイリング良く実現しているとてもステキモデルでした。マーキングが多いので、全部貼るのホント大変。とはいえ素組みでここまでかっこいいのはとても嬉しいですね!
分離変形合体機構がミチミチ詰まりつつ、プロポーションがサイコーにカッコよく、可動もそこそこ楽しめるMG LM312V04 Vガンダム Ver.Ka。Ver.Kaにしては珍しく水転写デカールではないので、マーキングも手軽に貼れて、お忙しい方も楽しく組み立てられるのではないでしょうか。