ヴァリアブルアクション バリエーションズ ヴィジョンアスラーダ をレビューしていきたい!

ヴァリアブルアクション バリエーションズ ヴィジョンアスラーダ をレビューしていきたい!

メガハウスのヴァリアブルアクションシリーズから、アスラーダの未来コンセプトデザインという設定でヴィジョンアスラーダがリリースされました。サイバーフォーミュラ30周年を記念して河森正治監督がデザインした全く新しいアスラーダ。発表された当初、見た印象はスゴウ(クレアさん)というよりシュトルムツェンダー(ハイネル)のデザインぽいなぁと思ってしまいました。あの世界、スゴウを圧倒したチームはシュトルムツェンダーのシュティールHG-165ぐらいなので(バレるまでアオイアルザードも圧倒してましたが)、未来のどこかでまたシュトルムツェンダーのマシンが圧倒的な強さを見せたのかもしれませんね。

新世代のアスラーダ。大まかな印象は変わっていませんが、ν-アスラーダまで特徴的だった逆ウイングボディが大きく変更されており、リアの重心がかなり低い印象を受けます。タイヤとホイールやボディに走る蛍光ラインもこれまでにないデザイン。コクピット上のインテークにはアルザードにあったセンサーヘッドが搭載されています。
正面です。正面からのイメージは従来のアスラーダシリーズから大きく変わらない印象ですが、リア周りのウィングボディの構成の違いが印象を変えています。タイヤに走る蛍光グリーンがよく見えます。
ヴィジョンアスラーダはサイドビューがとてもきれいですね。サイバーマシンの特徴であるブーストポッドに目掛けたリアの駆けあがりを感じつつ、ブーストポッドとボディの間の重心が下がることによる、実車の空力トレンドもうまくアレンジされているように感じます。
リアビューはこれまでのアスラーダとだいぶ印象が変わりました。逆ウイングボディの位置がかなり下がり、後部のセンサー部の雰囲気と相まって、シュトルムツェンダー感満載のデザイン。ブーストポッドもこれまでのデザインからかなり変化しています。
そんなシュトルムツェンダーみを感じてしまうリアセンサー(?)。クリアパーツ越しにメカパーツがしっかり再現されています。ここはどんな機能や意味があるんだろう?両脇から伸びるウイングパーツはかなり薄く成型されています。気を付けて取り扱わないと割れそうですが、普通にさわるぶんには強度は問題なさそうです。
ヴァリアブルアクションシリーズはコクピットもしっかり再現してくれるのでうれしいですね。ヴィジョンアスラーダのコクピットコンソールの大まかな構成は従来とあまり変わらない模様。アスラーダヘッドの顔が少し未来的になっているような。。?
アスラーダといえばエフェクトファン。ヴィジョンアスラーダでも搭載されており、このモデルでも差し替えで展開します。ヴィジョンアスラーダではいったんサイドのパーツが横に移動して、ファンが顔を出す構造のようですが、このモデルでは横に移動したパーツにエフェクトファン展開状態のパーツとハッチが閉まっている状態のパーツが2つついてきます。ビジョンアスラーダではエフェクトファンを使ったリフティングターンは現役なのだろうか。。?
少しわかりづらいですが、、ブースト作動時です。ブーストポッドの位置はこれまでと変わりませんが、上がり方がだいぶさりげない上がり方になりました。ボディから伸びたウイングがアームのようになり、ブーストポッドを持ち上げています。
ブーストポッドはこんな感じに持ち上がっています。後部ウイングを後ろにスライドさせると、ウイングの先に接続されているブーストポッドも持ち上がる仕組み。これまでのアスラーダにあった大きな吸気口はなく、ブーストポッド後部が大きく展開するデザイン。ブーストポッド後部は差し替えで展開を再現しています。後部ウイングはブーストアップ位置で止められるようになっているようですが保持力は微妙で、左右の高さをそろえるのもけっこう難しい状況でした。
ブースト展開時を後ろから見たところです。大きく展開したパーツも特徴的ですが、丁寧に焼け表現までされた塗装も印象的。ν-アスラーダに比べるとだいぶ小型になりました。
続いてエアロモード。フロント部分まるっと差し替え、ブーストポッドとリアウイングも差し替えての再現。
フロントのデザインはサーキットモードと同様にこれまでのイメージが色濃く残っているので、あぁ、新しいアスラーダなんだなって思えるデザインです。サイドのエフェクトファンのあたりや後部ウイングのデザインはエアロモードでもこれまでになかった印象。
サイドビューかっこいいですね!ヴィジョンアスラーダはサイドビューがほんとにかっこいいなぁと思います。いや、どのビューもかっこいいけど。
エアロモードのリアビューです。ブーストポッド上のリアウイングがサイドに回り、ボディと一体化することでかなりシンプルに見えるようになりました。後部ウイングの位置が低いので、ウイング構造というよりアームが繋がっている構造に見えます。1灯のテールランプとクリアセンサーっぽい部品の印象で、やはりシュトルムツェンダーが作ったマシンっぽさも。

まとめ

ヴァリアブルアクション バリエーションズ ヴィジョンアスラーダ、新世紀GPXサイバーフォーミュラ 30周年企画ということでデザインされたアスラーダの立体化でしたが、文句なしのカッコよさでした!ここ最近のヴァリアブルアクション サイバーフォーミュラシリーズはホントにカッコイイ!正直ヴィジョンアスラーダは映像やゲームで見たアスラーダではないので思い入れもなく、そんなに気分上がらないかなぁと思いましたが、立体で手に取るとそのカッコよさに気分が上がりまくったのでした。

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