携帯型ゲーミングPC GPD WIN4 2023が届いたのでレビュー!(ゲームベンチマーク編)

携帯型ゲーミングPC GPD WIN4 2023が届いたのでレビュー!(ゲームベンチマーク編)

GPD WIN4 2023のレビュー続きです。ハードウェア編と分けて、ゲームのベンチマークを走らせてみたので紹介していきたいと思います。

あらためてワタクシの購入したGPD WIN4 2023のスペック一覧です。

プロセッサRyzen(TM)7 7840U
メモリ32GB(LPDDR5x 7500MT/s 32ビットクアッドチャンネル
ストレージ1TB(M.2 NVMe 2280×1)※512GBで予約しましたが届いたのは1TBでした
グラフィックスAMD Radeon(TM) 780M
インターフェースUSB4(40Gbps)×1
USB3.2 GEN2 Type-C(10Gbps)×1
OCuLink×1
3.5mm ヘッドホン/マイク端子
MicroSDカードスロット
バッテリー容量45.62Wh
バッテリー駆動時間処理の重いゲームや作業:約2時間
普通程度のゲームや作業:約3~6時間
処理の軽いゲームや作業:約10時間
※上記は1例であり、特定の使用環境に応じて駆動時間は変動します
重量約598g
本体サイズ約220×92×28(mm)

今回はベンチマークとしてForza Horizon 5、Forza Horizon 4、新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN VIERを実行しました。

Forza Horizon 5(ベンチマークモード)

早速ですがFH5。解像度は1920×1080。グラフィック設定を「エクストリーム」に設定。電源にはつながずWindowsの電源設定は「最適なパフォーマンス」です。

グラフィック最高画質の「エクストリーム」設定で30FPS出してきました。FHシリーズはもともと30FPSでプレイするゲームだったので、UMPCサイズで30FPSを出しているのはかなり好印象。

では60FPSを求めるならどこまで攻められるのか。。というところでは、「高」設定が57FPSとわずかに60FPSに届かない感じでした。ベンチマーク中、夜のシーンで50FPS近くまで落ちましたが、昼間や雨天時はほぼ60FPSだったので、「高」設定でほぼ60FPSで遊べそうです。

30FPSでも良ければ「エクストリーム」、60FPSでプレイしたければ「高」。という感じでした。「エクストリーム」と「高」でグラフィックの違いがどの程度あるかも、参考までに貼っておきます。(上が「エクストリーム」。下が「高」)

スクリーンショット1

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スクリーンショット2

「エクストリーム」から「高」にしても、劇的にクオリティが下がるわけではないですね

Forza Horizon 4(ベンチマークモード)

FH4も見ていきましょう。解像度や電源の設定はFH5の状態と同様です。

FH4は最高画質の「ウルトラ」で53FPSでした。60FPSには達しなかったものの、ゲームシーンではほぼ60FPS出ていたという印象です。(プリセット名がカスタムになっているので、どこかの項目がちょっと変わっている可能性があります。スミマセン)
「ウルトラ」にダイナミックオプティマイゼーションをONにした設定です。こちらは59FPSまで上がりました。よりフレームレート稼ぎたいならダイナミックオプティマイゼーションをONにしても良いかも。

FH4は少し前のゲームですがクオリティ高い状態で60FPS近く出るのはちょっと感動しました。続いて新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN VIERを見ていきましょう。

新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN VIER

ν-アスラーダを使用、モントリオールでSpot Raceモードで実際に1戦走らせてみました。解像度や電源設定はこれまでと同様の設定です。

一番グラフィック設定が高い「Fantastic」です。49.2FPSでした。60FPSには届かず。
続いて1つ下がった「Beautiful」。51.4FPSでした。
最後は「Fantastic」から2つ下がった「Normal」。これなら60FPSいけるか?!と思いましたが、結果は50.4FPS。

新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN VIERについては、グラフィック設定を下げてもフレームレートはほぼ変わりませんでした。特に「Normal」では車体の反射や影など、クオリティに差が出てきますがフレームレートはほぼ上がらず。であれば「Fantastic」で遊び続けてもよさそうです。

さいごに

GPD WIN4 2023 のゲームベンチマークをお届けしました!UMゲーミングPCを欲しかった理由がFH4とFH5を手軽に遊びたいなーというものだったので、60FPS近くで手軽に遊べるGPD WIN4 2023は購入してよかったなと思います。

最後に発熱やバッテリーの体感についても。FH5などで遊んでいても本体がほんのり暖かくなる程度で熱くて持てない!ということはありませんでした。バッテリーについては2時間は持たない印象でしたが、あのコントローラーと6インチの画面だと2時間もゲームをやるのは疲れてしまうのでワタクシ的には気にならないかなと。外に出て細切れでプレイするときは、ちょっと心細い時間なので65W出力できるモバイルバッテリーを持つかもしれないなと思ったりしております(でもそうなると荷物重くなって本末転倒感あるんですよね)。

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